晴れのち、まろやか。

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DIOR HOMMEからDIOR MENへ

かなーりお久しぶりの更新となります。

先程ですが、キムジョーンズによるDIOR MENの2019PRE FALLコレクションのショーが東京で行われました。


エディ、クリスの時代はDIOR HOMMEという名前でしたがキムジョーンズではDIOR MENへ変わり、キムジョーンズがイギリス出身だからかなと思いました。


メゾンの名称が変わるだけではなく、キムジョーンズのアイデンティティとも言える、ストリート、スポーツテイストとラグジュアリーを掛け合わせた素晴らしいショーだったと思います。


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近未来的なルックから

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スポーティな雰囲気のルック


ヴィトンじゃねぇか!という声もあるとは思いますが、ラグジュアリーなスーパーブランドの線は崩さずにデザイナーのらしさを加えた絶妙なバランスはさすがの一言です。


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先人たちのディオールオムへのリスペクトともとれるスモーキングジャケットにも感動!




近頃、人事異動がかなり激しいモード界ではあり、人によっては批判も浴びてゴシップネタのように扱われてしまうことも。


と、いうのもエディのことなのですが

確かにフィービーの頃のセリーヌファンからしたら批判もあるかもしれませんが、今回のキムジョーンズのショーを見て思いました。


ビッグメゾンの伝統はあるけど、創るのは人なんだなと。


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サンローランと同じという声が挙がっていて実際私もそう思いましたが、この音楽に根ざしたラグジュアリーなスタイルはエディにしかできないんだと改めました。

批判があろうが、コレはめちゃくちゃカッコいいんです!


先月、白石和彌監督の映画、止められるか、俺たちを を鑑賞し、劇中で若松孝二を演じた井浦新が「俺は客に刃突きつけてやるようなものがつくりたい」と言っていました。

そういうことができるのは、自分のアイデンティティがある人はなんだと今回、キムジョーンズ見て、エディのセリーヌ見直して感じました。VETMENTSのデムナ、GUCCIのミケーレも同じだと思います!

売れるもの、流行りモノで同じようなアイテムが横行する時代ではありますが、勝負して攻めたモノがないと面白くないですよね。


これからも面白いショー見せてくれるのを期待してます!


まろやか坊主